映画「ロックアップ」やられっぱなしのスタローン【映画批評2本目】
シルヴェスター・スタローンと腕相撲をした後、力強くハグされたい。
どうも。たにぃです。
映画批評2本目となります。気ままに観た作品をサクッとレビューしていきます。勿論、映画評論家の様な映画知識もなれればボキャブラリーもない。読み手からみると相当つまらないレビューになると思うので写真データを多めに出しながら記事を作っていきたいと思います。
それでは本日レビューする作品はこの映画。
ロックアップ
【解説】
シルヴェスター・スタローン主演によるアクション。出所を間近に控えた模範囚が突然、最悪と噂される刑務所へ移転させられた。そこにはかつての私怨をはらすため復讐を目論む刑務所所長が待ちかまえていた。鬼才J・フリンが、度重なる嫌がらせに耐えに耐える男の侠気を描く。
公開 1989年 アメリカ映画(上映時間:106分)
監督 ジョン・フリン
俳優 シルヴェスター・スタローン ドナルド・サザーランド ダーラン・フリューゲル
【感想】
スタローンが出演している作品はほぼ観てきましたが、本作は初めての観賞。80年代後期の作品なのでスタローンの人気が全盛期を過ぎた頃ぐらいの作品でしょうか。
スタローンが刑務所の中で警察所長、看守、囚人から痛めつけられるお話です。
本作は緊張感のメリハリがはっきりしています。スタローンが看守に苛められてるシーン直後、囚人仲間から励まされていたり…スタローンが囚人に背中を刺されたシーンの直後、恋人とイチャイチャしているシーンに移ったり…つまりストーリーにスピード感があるので、徐々に観る側を引き込んでいきます。
106分という短い上映時間ですが、これぐらいが丁度いい。スタローンが苛められてるシーンを長い時間で観るのは、こちらもちょっと辛いですから。
スタローンの演技はすばらしい。この人、どんな役でもナチュラルに演じることができます。あとダーラン・フリューゲルという女優さん。素敵ですね。綺麗です。最近、こういう顔立ちの女優さん見かけません。
あと、この作品の魅力は悪役です。ドナルド・サザーランドが演じる所長が大ボス、中ボスの看守、雑魚の囚人。スタローンを取り巻く悪役達の立ち位置やキャラクターがうまく演出できています。
と、ここまで書きましたが実は私、刑務所が舞台の映画やドラマが大嫌いなんです。なんで?それは主人公が虐待されるから。虐待シーンは観ていてスッキリしません。さっさとやり返さんかいスタローン!となるんですよ。また本作でのスタローンのやり返し具合がぬるいですよね。終始やられっぱなしです。スタローンが傷心し切っています。
でもね。嫌いになれない作品なんです。
106分という短めの時間でアクション、取り巻く人間描写などを、コンパクトにまとめた作品です。ジョンフリンという監督、存じ上げないですが、相当自分がこの作品でしたかったことをカットしてライトに映画を作っています。
嫌いなジャンルの作品ですが非常に見応えがありました。
さて、そんなロックアップですが気になる点数は
80点
1位のファイティング・ファミリーを抜いて首位になった。
刑務所という自分の嫌いなジャンル映画なので・・・点数を点けるのは難しかったです。ロックアップは演出は最高の映画には間違いないので80点です。
【2020年度 おもしろい映画ランキング】
1位: ロックアップ
2位: ファイティング・ファミリー
【2020年度 おもしろくない、残念な映画ランキング】
なし
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