映画「記憶探偵と鍵のかかった少女 」恐らく伏線を回収しきれていないモヤモヤ映画【映画批評5本目】
私の記憶上、女性にモテていたことは一度もない。
どうも。たにぃです。
映画批評5本目となります。気ままに観た作品をサクッとレビューしていきます。勿論、映画評論家の様な映画知識もなれればボキャブラリーもない。読み手からみると相当つまらないレビューになると思うので写真データを多めに出しながら記事を作っていきたいと思います。
それでは本日レビューする作品はこの映画。
記憶探偵と鍵のかかった少女
公開 2014年 アメリカ・スペイン映画(上映時間:99分)
監督 ホルヘ・ドラド
俳優 タイッサ・ファーミガ マーク・ストロング
【解説】
人の記憶に入れる特別な能力を駆使して、いくつもの難事件を解決に導いてきた記憶探偵ジョン(マーク・ストロング)。問題を抱えた16歳の少女アナ(タイッサ・ファーミガ)の記憶を探る依頼が舞い込み、彼女の記憶に潜入したジョンはショッキングな出来事の数々を目撃する。その記憶に隠された謎に迫るため事件の関係者たちを訪ねるが、どの証言もアナの記憶とは異なるものばかりで……。
【感想】
他人の記憶に入り事件を解決に導く記憶探偵。記憶探偵ことマーク・ストロングが仕事の依頼で美少女の記憶に入るのだが、その美少女はIQが高い精神異常者だった!
本作ですが、ちょっと内容が難しいです。正直、今回で3度目の観賞。それでも分からないことが多い作品です。ある意味、観賞する度に新しい発見が出来ることが本作の魅力かも?
全体的に盛り上がりに欠ける作品です。淡々とストーリーが進み、記憶に入ったり出たりの繰り返し。また、オチへの伏線を見つけようとこっちも真剣に本作を観賞しました。要は真面目に本作と向き合わないと理解しにくい作品ということです。
というか、そもそも、ちゃんと伏線を回収しきれているのか?と疑問を感じています。何回見てもモヤモヤが残るんです!うん?このモヤモヤ感が本作の魅力なのだろうか。
記憶探偵というアイデアは良かったけど、脚本がイマイチでしたね。
ネタバレはしませんが、雰囲気の割にはドンデン返しもなかったので、設定がいいだけに勿体ないと感じています。
ただ個人的には本作の暗い雰囲気というか内容が分かりにくい映画は嫌いではないので、結局、観終わった後「おもしろかった」と思ってしまいましたけど。99分の上映時間なので、サクっと観賞できたことが好印象!
出演しているタイッサ・ファーミガですが、とてもミステリアスで魅力的で、本作の役にピッタリ合っていたと思います。
マーク・ストロングが渋すぎです。いい感じ。どちらかというと脚本よりも俳優陣の魅力が光った作品です。
さて、そんな記憶探偵と鍵のかかった少女 ですが気になる点数は
70点
個人的印はこういった意味の分からない作品は好みなので、ちょっと高めの点数を点けました。勿論、映画をあまり観賞しない方にはお勧めしませんので、ご注意ください。
【2020年度 おもしろい映画ランキング】
1位: ロックアップ
2位: ファイティング・ファミリー
3位: 記憶探偵と鍵のかかった少女
4位: コップランド
【2020年度 おもしろくない、残念な映画ランキング】
1位: ダンケルク
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